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オーソモレキュラー栄養療法（orthomolecular medicine）とは、「栄養療法」「分子栄養学」「分子整合栄養医学」などと訳されますが、栄養素（適切な食事やサプリメント・点滴・糖質コントロール）を用いて、わたしたちの体を構成する細胞のはたらきを向上させて、様々な病気を治す療法です。

オーソモレキュラー栄養療法の
３つの要素

現在、生活習慣病といわれる高血圧や糖尿病、高脂血症を持つ患者さんに対して、降圧薬・血糖降下薬・脂質改善案などが投与されています。これは、起こってしまっている病気に対する治療です。

一方でこれらの生活習慣病には、起こってしまった原因があります。ご自身のお体は、すべて口にするもので出来ていて、動いています（You are what you eat）。ですから、ご自身の栄養状態をヒアリングと詳細な血液検査で解析（栄養解析）し、間違った食事方法、栄養素の過不足（タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル）を把握したうえで、お食事を改善し、必要なドクターサプリメントをおとりになることで、お体全体の状態を整えられ、より根本的な治療を行うことが出来ます。

たとえば、現代の糖質摂取や偏った栄養環境からほとんどの成人女性では潜在性鉄欠乏を代表とする栄養の問題を抱えてお り、それがさまざまな日常生活の愁訴（冷え・頭痛・生理痛・イライラ・めまい・皮膚のトラブルなど）を引き起こしています。成人男性では、肥満・過体重などを背景とした問題（睡眠の質の低下・活動性の低下・生活習慣病（高血圧・高脂血症・高尿酸血症・糖尿病など）の発症・イライラ・無気力など）が起こっています。
これらの症状でお悩みの方に対しては上記のアプローチが非常に有効です。